後編になります!
前編はこちら
認知症で一押しのギジロクはこちら
低い声でゆっくり話すって
そんなに難しいことだと思いますか?
特別な訓練が必要ですか?
【僕自身】もそんなに難しいことでは
ないと感じてはいますが、、、
いますがですよ!
それが難しいと思う人、簡単ではないと思う人が
いるからこそ、ユマニチュードなどが
特別視されて【魔法のような技術】などと
言われているのでないでしょうか?(^_^;)
対人援助技術や介護福祉の専門職の専門性
よく言われる言葉で、僕もよく使う言葉ですが、
【その人の疾患や症候、障がいを理解しつつ、
その人の立場に立って、
その人を受け入れ対応することの難しさ】って、
考えたことがおありでしょうか?
言われるように【低い声でゆっくり話す】など、
言葉にすれば非常に単純なことになりますが、
実際に対応に活かす場合に
それが上手くできるかできないかは、
案外難しいのだろうって僕は思います。
ユマニチュードを認知症本人のケアや支援に活かすことと、
ユマニチュードの概念をこういった場のやり取りで活かすことは、
【人間を見る】と同義だと思いますが、いかがでしょうか?(*^^*)
論点がズレ始めてませんか?
この投稿は、施設に来られた
利用者さんへの対応のアドバイスなのでは?
認知症ケアはデリケートであり、
無神経に接すると介護拒否や抵抗が顕著にみられます。
BPSDのメカニズムは明確にされてます。
ユマニチュードは有効な技術だと思ってます
認知症ケアの一番の問題は、
それを否定して足並みを乱す職員がいることですね。
100人が24時間ユマニチュードを意識して接しても、
足並みを乱す職員が一言声かけするだけですべて台無しになります。
職員への気遣いより利用者さんへの対応を優先したいですね
職場の職員同士でも、
利用者さんへのユマニチュードを行なうにしても、
そこには必ずここのような議論が存在するわけで、
その議論の中で客観性から逸脱して、
相手を批判したり貶めるような
ニュアンスの言いまわしがあったなら、
求める方向とは別の、マイナスな方向にしか
向かないと感じます
どんな正反対な考えや価値観があったとしても、
そこから【プラス】を生み出すのが
議論の意義ではないでしょうか?
> 職員への気遣いより利用者さんへの対応を優先したいですね
ユマニチュードの考え方や価値観は、
利用者さんも職員も含めた、
全ての人と人間関係に当てはまるものだと、
僕は解釈しています(^^)
職員も利用者さんも、
誰もが【人間関係と信頼関係と絆】で
成り立っているという価値観こそが、
ユマニチュードの考え方ではないでしょうか?
たとえば「利用者を殴るな」というのはどうでしょう?
簡単なことではないと思われるのでしょうか。
こういう問題点において、介護職員は2つに分けられます。
利用者を殴りたくない職員と、
殴ってもかまわないという職員です。
殴ってもかまわないと思ってる人に、殴るな!と
何度注意してもそれは時間の無駄です。
それと同じで、ユマニチュードなんて簡単じゃないと
思ってる人は、何年たってもユマニチュードは理解できませんよ。
人間、そんなに単純なものでしょうか?
ユマニチュードのメソッドや考え方でも基本、
そのような二元論的考え方ではなく、
【人は様々で、揺るぎがある中で生きているもので、
だけれどもそのことを如何に認識し、共に存在し得るか?】に
ついて問うていると、僕は考えています
> 殴ってもかまわないと思ってる人に、
殴るな!と何度注意してもそれは時間の無駄です
時間の無駄という見解ですが、それは具体的に何故ですか?
> ユマニチュードなんて簡単じゃないと思ってる人は、
何年たってもユマニチュードは理解できません
僕は様々な方法でユマニチュードを学びましたが、
ユマニチュードのメソッドや価値観が
簡単と思ったことは、今までありませんでした(^_^;)
ご意見は双方が正しいです。
確かにユマニチュードは簡単なことです。
でもその簡単なことが、なかなか出来ないのです。
それに、ユマニチュードは有効な技術ではありますが、
万能ではないし絶対でもありません。
本当は 誰もが 優しくなりたい
それでも 天使に 人は なれないから
介護は人と人とのぶつかり合いです。
試行錯誤がまだまだ必要だといえますね
私は認知症にいろんな症状や特徴があれど、
基本的に一人間であり、
その方らしさが一番出る時が
認知症のメリットと考えていますので、
よく観察して、その方のいいところを
存分に楽しめるように心構えはしてますね。
とにかく傾聴です。
暴力あっても傾聴です。
心開いてくれたら、きっと1番良き介護になりますよ
私はレビーの利用者さん大好きです。
私も、先ずはその方のお話を聞いてみますね。
GH 時代の話しになりますが、
徘徊されていたと昼間に散歩する事にしました。
散歩中に、その方が、大根の漬物をつけないといけないと言われて、
近くにある親戚の畑から、大根を抜いてホームに持って帰り、
すぐその方が、大根を洗い出して漬物つけるって言い出して、
作ってもらう事にしました。
その日は、徘徊されなかった様です。
何が、きっかけとなるかは、わからないですが、
色々話したり、聞いてみたら
本音がわかる事もあるかもしれないですね
経験から暴力暴言の時期は短いです。
見えるものは一緒に見てあげて。
聞こえるものは一緒に聞いてあげるです。
不安を少しづつ取り除く様に。
そーしたらこんな素敵な人達はいないです。
私は沢山の人に幸せ貰いました。
話を聞いて共感することから
笑顔、目線を合わせたり、手や背中に触れる。
不安や緊張を少しずつ取り除けるように、嫌がることをしない。
レビー小体型の人には薬剤過敏性が
あったり前頭側頭型の人は脱抑制で
暴言や暴力などが出やすい傾向に
あるのも現実かと思います。
教科書的ですが薬を減らす事で
落ち着いたり常同行動を利用したルーティン化や
スケジュール化で衝動的な行動が少なくなる場合もあります。
便秘で苛立っていたり身体状況からくるものもあったりしますので…
関わりもさることながら身体の不調の訴えと
考えてみてもいいのではないでしょうか?
認知症ですか⁉️
お年寄りの何人の人がなると思いますか⁉️
昔はその言葉は有りませんでした。
認知能力が無い又は不足しているという意味ですね⁉️
そういえば前のテーマで「認知が有る」が駄目と
言われた方が居ましたが
本当は認知症という言葉も変ですね⁉️
省略言葉なんですね⁉️
それはさておき人生100歳時代です。
例えば100歳の人に認知症の人は何人居ますか⁉️
僕は8割がそうだと思います。
今、自分達が働いている施設には何人居ますか⁉️
何年か後に80歳以上の半分が認知症だそうです。
MCI を含めると3分の2がなります(T_T)
皆さん頑張って対応お願いします
日本の縮図としての統計が有名な【久山町】のデータ表です
既にデータや分析などで、エビデンスを得ていますね
実際にこのような状況になっているのが現実ですが、
どのようなことが今、もしくは先々・未来に必要だと思われますか?
自分は介護福祉士の他に
認知症ケア専門士(事例研修会が有ります)
僕は仕事以外に
町内の高齢者クラブの役員(会計~会長で任期3年)や
認知症カフェ(月に一度開催ボランティアリーダー)をやっています。
そういう所では嫌でも関わっています。
僕は元々、一般企業に39年居て定年退職して
介護業界に転職しました。
一般企業では介護や認知症の教育はマイナスと
考えられていました。僕も全く知りませんでした。
今後は介護や認知症の事を
そういう現場で周知する手助けして行こうと思います。
様々な方法論が交わされました。
認知症介護の道筋は見えたかと思います。
ですが、結局は対象者に合わせたケア。
その為にはその方を知る事が必要です。
皆様なら、どのような介護を目指しますか?
ご意見まだまだお待ちしています。
おすすめ関連書籍はこちら
コメントはこちらから