パート②始まります!
前回のおさらいはこちら
ケース⑥
ケース⑦
ケース⑧
自分の意思度はなく立位が保てない事
そうなると、能力低下をされた方すべてが
転落転倒の対象者となりますが如何でしょうか?
能力落ちると立つか座るか、
歩くかという事も考えられないのですか?
能力とは身体的なのか?思考的なのか?
能力とは意思もなくなるのか?
そこまでいけば転んでも痛みも感じないだろうから放っておく
能力は身体能力、思考、どちらも関与すると思います
痛みを感じなければ、
その方の状態をそのまま維持させる、ということでよろしいですか?
そんなことはないと思われます。
意思はあってもそれに筋力が対応できないのだと感じています。
ので自分では座るつもりが無くても、
そうなってしまいバランスを崩すのが転倒では?
ご自分でスキーでもやって上級者コースにでも入ってみてください。
きっとそんなかんじですから!
ケース⑨
下肢筋力低下。
椅子から、落ちたでよろしいのでは。
記録とか申し送りでそのままを記載して下さいと、
床にどういう形で座っていたのか、転倒したのかわからないから、
見たままで転倒転落という言葉は、施設が出来てから、
特に介護保険導入から多く使われたのでは。
以前は、転んだ、落ちたのでは。
定義かはわかりませんが
転倒は
自分の意思からではなく、地面、又はより低い場所に肘や手等が接触する事。
階段、椅子、自転車から転ぶ、転落も同じでは?
ケース⑩
何故、床に座って居るのか?
理由をお聞きしますが、
殆ど御利用者様はわからないと仰るので、
後は周りの状況を見て判断する場合もあります。
取り敢えず、体調確認、バイタル測定、家族連絡、
かかりつけの病院に連絡をして、事故報告書の作成の運びになります。
車椅子使用の御利用者様でしたら、ずり落ちや尻餅と表現をしたりしますが、頭部や上半身、下半身に傷や赤みがあっても無くても
転倒になるケースが多いです。
直前に何をしていたか?
何をしようとしていたか?がわからない時が多々あります。
直前を目撃出来ない以上は判断が出来ませんが、
単純に平らな場所なら転倒、
ベットや車椅子等の高低差があれば転落として判断は出来ますが、
まぁどちらも事故なんですから、
そんなに拘る必要性は無いと思います。
御家族の報告ですが、夜間に連絡をしたり不安を煽る様な
配慮は当然必要ですが、頭部に外傷があったり痛みの訴えがあれば、
なるべく早く通院をして貰います。
特に頭部をぶつけると2、3日は様子観察をしないと
体調が急変する場合があります。
キリ良くここで区切ります
次回最終回お楽しみに!!
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